イタリア旅行で国際線に乗ります。
「機内に持ち込む必携アイテム」だけをまず知りたい…
忘れものがあると旅の楽しさも半減するから、海外旅行の必携品をしっかり把握しておきたい!
海外旅行の出発前は、忘れものがないか?いつも心配になりますよね。
とくに機内持ち込み手荷物には、貴重品や旅の必携品も多く含まれます。もし忘れものがあったらタイヘン…
そこで本記事では、「機内に持ち込むアイテム」の中から優先度の高いものだけをピックアップして紹介します。
国際線フライトで機内持ち込みに必要なものを自分なりに把握しておけば、イタリア旅行の準備もスムーズ。
荷物のパッキングでムダに迷う時間を減らしましょう♡
イタリア以外の海外旅行準備にも共通する内容ばかりなので、ぜひさいごまでご覧くださいね。
ミエッタです。
「伊・食・旅」をテーマに情報発信しています。
- 乗務歴20年の元国際線CA
- CA現役時代には平均週に1回以上の海外ステイ
- 日本とイタリアをもっと自由に行き来したくて早期退職
国際線の機内に持ち込むものリスト【必須アイテムのみ紹介】
まずは国際線で機内に持ち込むものの中から「必携アイテム」だけをリストアップしました。
空港で必要なものや 渡航先の国に到着してすぐに使うものも、機内手荷物に入れておくといいですよ。
パスポートと航空券
言わずもがなですが、パスポートがなければ飛行機に乗れません。
パスポートの有効期限もチェックしておきましょう。
渡航する国によって必要な残存期間は異なります。
パスポートの有効期限が1年未満の人は、余裕をもって早めに更新しておくことをおすすめ。出発前に慌てなくてすみますよ。
航空券もパスポートとセットにして持っておきましょう。
- eチケットの控え(航空券)
- すでにWEBチェックイン済みのときは搭乗券のコピー
紙で持ってなくても飛行機には問題なく搭乗できることがほとんどですが、万が一のトラブルに備えてコピーを持参しています。
その他にも 利用する航空会社や渡航する国によって必要なVISAや書類などがあれば確認の上、忘れずに準備しておいてくださいね。
複数の通貨を入れた財布
お財布もバッグに入れて機内に持ち込みますよね。
日本円と、旅行先で使う外貨を、同じ財布に入れると便利だと思いませんか?
日本の自宅と渡航先の国との移動中に持つ財布として愛用しているのが レスポートサックのポーチ。
3つのポケットが紙幣のサイズにピッタリなので、数か国の通貨を分けて入れることができます。
これは便利!
元々はポーチなんだけど、お財布として使えるサイズ感!
元国際線CAのひとことメモ
レスポートサックのポーチ:同僚CAには不変の定番アイテム。
海外に持っていくお財布として使いやすいのが人気の理由です◎
- たくさん入れても薄くてかさばらず持ちやすい
- 国別に仕分け収納ができて便利
日本円とUSドルを常に入れておき、渡航先の通貨を3つめのポケットに入れるのが王道でした♡ - ポケットが深くて大きいので、紙幣以外にもいろいろ入れることができる
に、なくしやすい小物類などを入れても◎
セキュリティーポーチ【貴重品の管理に】
パスポートやレスポートサックのポーチなどの貴重品は、飛行機の機内で セキュリティーポーチに入れかえています。
元国際線CAのひとことメモ
長時間フライトでは、機内サービスのない時間帯は照明が消されて機内は真っ暗になります。
前の座席下や頭上のストウェイジ内に収納していたカバンから、寝ているあいだに財布を抜きとられるという被害も無きにしも非ずなんです。
このセキュリティーポーチは、ウエストに巻いて服の下に入れると着けていることを忘れてしまうほどの薄さ。
耐水性があるので、中に入れた紙が汗でシワシワになることもほぼありません◎
しかもスキミング防止ポケットがついているのでダブルで安心 。
スキミングとは、他人のクレジットカードやデビットカード・ICパスポートなどの磁気情報を不正に読み取ること。
盗んだ情報を基に偽造カードをつくり悪用されてしまうのがスキミング犯罪で、とくに観光客は狙われやすいので注意が必要です。
ほかにも海外旅行中でスリに狙われやすいのが、大きなスーツケースを持っての移動中。
ちょっと危険かもと思うシーンでは、セキュリティーポーチを腹巻のようにこっそり着用することをおすすめします。
なお一目でわかる外付けウエストポーチは「ここに貴重品を入れていますよ」と教えているようなものなので、海外ではかえって危険です。
もしウエストポーチを着用するなら、中にパスポートやお財布を入れないようにするといいですよ。
平和ボケした日本人はスリやひったくりに狙われやすいので、くれぐれも用心してね
海外でメイン使いするミニマル財布【到着後にすぐ使う】
海外では安全のため、お金は分散して持つようにしています。
海外旅行には複数の財布を準備(おすすめ)
- ウエストに隠し巻くセキュリティーポーチ
すぐに使わない現金や貴重品 - 海外用のミニマルな財布
その日に使う必要最低限の外貨など - スキミング防止機能つきカードケース
その日に使うクレジットカードやデビットカード
ということで、
飛行機が目的地に到着する前に、 その日に使う分のお金やカード類を 海外で使うミニマル財布やカードケースに入れかえます。
渡航国に到着日、すぐに使う分だけ
筆者が海外専用の財布として愛用しているのは トラベルスマートウォレット。
海外旅行用に開発された機能性バツグンの財布です。
片手におさまるほどの小さなお財布にもかかわらず、紙幣やコイン・カード類・バスの乗車券までジャストサイズで収納できます。
コインをたくさん入れても財布がふくらまないところも優秀◎
コインやカードをたくさん入れても…
スマートに収まります!
財布がふくらまないっていいね
しかもバラバラせず取り出しやすい
海外のカオス的な状況下でも、財布から必要なものをスマートに取り出せるのは、この財布のおかげ。
それと5年以上使い続けてみて気づいたのですが、生地が丈夫でしっかりしているのも良き。あと5年は余裕で使えそうです。
使い勝手がよくコスパもいい、名前どおりのトラベルスマートウォレットです。
\スリやひったくりを予防するチェーンつき/
カードケース【スキミング被害を防止する】
トラベルスマートウォレットはもはや海外旅行に欠かすことのできないお財布なのですが、スキミング防止機能がついていません。
ということで、最近あらたに スキミング防止機能つきカードケースを導入したらよかったので紹介します。
使ってみてとくに気に入った点は、ワンタッチでカードが飛び出す仕様なこと。
さらには段差をつけて出てくるので取り出しやすい◎
海外ではクレジットカードでの支払いをメインにしているので、必要なカードを瞬時に取り出せるメリットは大きいです。
安全・スマート・使いやすいの三拍子がそろってる!
しかもコンパクトなので小さなカバンにもスッポリ収納できるよ◎
ちなみにスキミング防止機能つきカードケースには貼り付け式のフリーポケットが付いていて、フリーポケットには紙幣も入れることができます。
ただ海外旅行中の利便性を考えると、カードケースとは別に 現金用の小さな財布も持つべきと考えます。
というのも、イタリアでの支払いでは、クレジットカード以外に小銭(コイン)もよく使うんですよね。
なのである程度の小銭はすぐに出せるようにしておきたい…
またカードと現金を別々に持つことにより、スリやひったくり・置き引きに遭遇したときの被害も最小限にできます。
海外には危険な地域も多いから、普段使いのお財布も分散して持つのが基本!
海外旅行において、不正な読み取り犯罪からたいせつな情報を守る策はもはや必須。
これからはスキミング防止機能つきカードケースを「カード用財布」として、トラベルスマートウォレットを「現金用の財布」として持つ二刀流がおすすめです。
\必要なカードを瞬時に出せるカードケース/
なお、付属の電磁波防止カードをICカードに重ねてフリーポケットに入れると、カードケースのスキミング防止機能の影響を受けずにタッチ決済が可能です。
これは日本でSUICAやICOCAを使うときに便利ですよ◎
1泊目の宿泊先情報を印刷した紙
いつも ホテル予約サイトで予約をしている海外のホテル。
予約した宿泊先の情報はプリントアウトしておきます
1泊目のホテル情報が書かれたコピーは、機内手荷物に入れています。
最終目的地の空港に到着後スムーズに宿泊先へ向かえるよう、手元に持っておきたいからです。
もし入国審査で「宿泊先はどこか?」と質問をされたら、ホテル名や住所をすぐ提示できるからというのもあります。
スマホの電源がなくなって予約内容の確認ができなくなることもあるから、大事な情報は紙でも持つことをおすすめ
ちなみに宿泊し終えたホテルの紙は、1枚づつ破って捨てています。
渡航先の国で使うWi-Fiルーター
渡航先の国に到着したらすぐインターネットにつながれるよう、WiFiルーターも手荷物に入れています。
イタリアをはじめとする海外の多くの国では、ホテルやバールなど公共の場で「無料のフリーWiFi」を使うことができます。
無料WiFiが使えるスポットは、日本よりもイタリアのほうが多い
とはいえ何度も店へ駈け込んで、WiFiの暗証番号を教えてもらって…というのも面倒なものです。
他人と同じ回線を使うフリーWiFiは、ハッキング被害にあう心配もあるよね…
WiFiルーターを持っていれば…
いつでもどこでもサクサクとインターネットにつながることができます◎
海外での移動中もネットが使えるので かなりの時間節約になります。
また友達と行く海外旅行では、ひとつのルーターで お友達ともWiFi環境をシェアできるのでおトク感があります※。
友人との旅行ではWiFiルーター一択!
回線を他の人とシェアしていても、イタリアの田舎でスマホを快適に使うことができたよ
セキュリティーの面でも安心!!
※5人まで利用が可能。
接続台数が増えると通信速度が遅くなることがまれにあります。
海外旅行先で WiFiルーターを使うなら、レンタルの利用が便利です。
おすすめは 海外WiFiレンタルの利用者数がNo.1の グローバルWiFi。
LINEやSkypeから24時間いつでもサポートが受けられるので、海外でもし困った状況になっても安心です。
この充実サポートは、利用者数が5年連続No.1の大手ならでは!
5人以内のグループ旅行なら WiFi回線をみんなでシェア、ワリカンもできます◎
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筆記用具・スマートフォン
CAとして国際線乗務をしていた頃、お客様からよく「ボールペンを貸してほしい」と言われることがありました。
入国書類の記入が必要な国もあるので、機内に持ち込むものリストには筆記用具も入れておきたいですね。
あと、いうまでもありませんが スマートフォンも忘れずに♪
南京錠
機内持ち込みの荷物は頭上のストウェイジに収納します。
荷物に貴重品を入れてないにしても、目の届かないところに長時間置くことになります。
手荷物のチャックに施錠をしておけば安心です。
必要最低限のお泊りセット【ロストバゲージに備えて】
これまでに数え切れないほど海外旅行をしてきて、ロストバゲージにも何度か遭遇しました。
出発空港で貨物室に預けたはずのスーツケース類が行方不明になり、到着空港に届いていないこと。
なにかの手違いで他の空港へ行ってしまっていたり、出発空港で飛行機に積み忘れられていたりが主な理由です。
まさかのロストバゲージを想定して、必要なお泊りセットを手荷物の中に入れています。
下着は部屋で手洗いできるし、ほとんどは現地で調達できるので、必要最低限でOK!
パッキング時の注意点|機内に持ち込む?スーツケースに入れて預ける?
飛行機の安全のため、機内持ち込みにしないと飛行機で持っていくことができないものもあります。
モバイルバッテリー【機内持ち込みのみ可】
モバイルバッテリーは、空港でのチェックイン時に預け入れが禁止されています。
つまり、スーツケースの中に入れることはできません。
モバイルバッテリーを渡航先へ持っていきたい場合は、必ず機内に持ち込むようにしてください。
なおリチウム電池やリチウムイオン電池を内蔵した電子機器の機内持ち込みについては、持ち込み可能な個数や容量が航空会社によって異なります。
飛行機内に持ち込むことのできる手荷物のサイズも航空会社によって異なるので、気になる電子機器の機内持ち込みルールとあわせて事前確認しておくと安心です。
ちなみにJALとANAの国際線では、身の回り品を入れるハンドバッグ1個のほかに、決められたサイズ以内※の手荷物を1個まで機内に持ち込むことができます。
※横55cm×縦40cm×幅24cm以内で かつ三辺の和が115cm以内のサイズ(10kg以内)
利用する航空会社のサイトで前もって確認してね
充電式コードレスヘアアイロン【飛行機への持ち込み禁止】
バッテリーの取り外しができないタイプの充電式コードレスヘアアイロンは、飛行機の機内・貨物室ともに持ち込みが禁止されています。
したがって飛行機の旅では渡航先に持っていくことができません
海外旅行中だからこそ、コードレスヘアアイロンで外出中のヘアスタイルにも気を配りたいのに…
という人は バッテリーの取り外しが可能なコードレスヘアアイロンなら機内への持ち込みが可能です!
ただし、取り外したバッテリーを貨物室へ預け入れることができないので要注意
バッテリーを取り外した状態のコードレスヘアアイロンとバッテリーを機内に持ち込む、
もしくはバッテリーを取り外したコードレスヘアアイロンを預け入れスーツケース内に入れて、バッテリーのみ機内に持ち込む
上記ふたつのうち、どちらかの方法で飛行機に持ち込むようにしてください。
なお電源コードがついた有線のヘアアイロンなら、飛行機の機内・貨物室どちらにも持ち込むことが可能です
国際線の機内に液体物を持ちこむことはできる?ペットボトルはOK?
国際線の飛行機への液体物持ち込みにはルールがあり、100ml を超える容器に入った液体物は機内への持ち込みが禁止されています。
持っていたら、手荷物のセキュリティーチェックで没収されるから気をつけて!
もし100ml を超える容器に入った液体物を旅行に持っていきたいなら、飛行機に預け入れするスーツケースの中に入れれば大丈夫です。
機内で使いたい保湿アイテムは?
機内で使う保湿アイテムを含む100ml 以下の容器に入った液体物については、規定サイズのジッパー付き透明プラスチックバッグに入れていれば機内へ持ち込むことができます。
規定サイズの透明プラスチックバッグに入れておきましょう
上記サイズだったら、もちろんジップロックでも大丈夫。
なお買った飲み物を機内へ持ちこみたいときは、手荷物のセキュリティーチェックを通過したあとに買うようにしてくださいね。
ペットボトル飲料は、搭乗ゲート付近の売店にも売っていますよ。
【イタリア旅行・海外旅行】国際線の機内に持ち込む必需品|まとめ
本記事では「国際線の機内で持ち込むべきアイテム」を厳選ピックアップして紹介しました。
自分にとって機内に持ち込むべきものを考えるときには、以下のポイントをおさえるとわかりやすいです。
- 空港や機内で必要となるもの
- 渡航先の国に到着してすぐに使うもの
- ロストバゲージに備えて、必要最低限のお泊りセット
- リチウムイオン電池やリチウムイオン電池内蔵の電子機器類の機内持ち込みには注意が必要
事前に確認しておくことをおすすめ - 100ml以下の容器に入った液体物は「ジッパー付き透明プラスチックバッグ」に入れる
旅行の出発直前になって慌てないためにも、今からチェックしておいてくださいね。
本記事で紹介した旅行アイテムをおさらい
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筆者は旅支度をしているときから、あれこれ想像していつもワクワクしています。
旅は準備も楽しい♪
忘れものないようしっかり準備をして、イタリア旅行を楽しんできてください!
欧州路線では、15時間近くを飛行機の中で過ごします。
長旅の疲れを旅先にまで引きずらないためにも、機内では快適に過ごしたいもの。
別記事で ロングフライトを快適に過ごすための機内持ち込みリストも紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
昨今の円安ユーロ高もあり、海外旅行にはなにかと出費がかさむのが悩ましいですよね。
とはいえ旅先では予期せぬアクシデントがつきもの。もしもにそなえて海外旅行保険への加入は必須です。
▶ 無料で海外旅行保険に加入できる方法を別記事で紹介しているので、参考にしてみてください。