ヨーロッパでは、自転車競技はサッカーと同じくらいメジャーなスポーツです。
ツール・ド・フランスと並び、世界最高峰の自転車ロードレースのひとつといわれているのが ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)。
イタリア全土を約3週間にわたり南北縦断しながら結果を競い合い、大いに盛り上がります。
自転車競技にはあまりくわしくない筆者ですが、
毎年ジロ・デ・イタリアが開催される5月になると、レース情報を追いかけて楽しんでいます。
- 日本で「ジロ・デ・イタリア」を楽しみたい!
- イタリア現地でどうやって観戦できるのか知りたい!
「ジロ・デ・イタリア」ゴール付近の様子をレポートします - 旅やイタリアワインが好き!
本記事を読めば「ジロ・デ・イタリアをゆるーく楽しむ方法」がわかります。
いろいろな楽しみ方を深堀りしてお伝えするので、ぜひさいごまでご覧くださいね♪
\日本で観戦するなら/
- LIVE中継でレースの臨場感を楽しむ!
- 手持ちのデバイスで好きな時間に観放題!
- 時差で眠い時間帯のレースは見逃し配信でじっくり観戦!
観戦しながら日本語の実況解説も聞けるので、サイクルロードレースに精通していない人にもおすすめです。
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J SPORTSオンデマンド公式サイト:https://job.jsports.co.jp
ミエッタです。
「伊・食・旅」をテーマに情報発信しています。
- 乗務歴20年2ヶ月の元国際線CA
- 日本とイタリアをもっと自由に行き来したくて早期退職
- イタリア在住経験あり
旅行好きなら注目したい!ジロ・デ・イタリアの魅力とは?
まずは「旅行好き」「イタリア好き」筆者が、ジロ・デ・イタリアの魅力を挙げてみました。
ジロ・デ・イタリアを通してイタリアを旅する気分になれる
ジロが開催されるのは、風薫る5月。
- さわやかな季節の風光明媚な景色と豊かな自然
- イタリアらしい中世の街の数々
など、自転車レースを追いかけながら 一年でいちばん美しい季節のイタリアを見ることができます。
日本と同じように、イタリアも海に囲まれ自然豊かな国。
「世界遺産の登録数が世界一多い国」でもあり、ジロ・デ・イタリアのレースではコース内にさまざまな見どころが組み込まれています。
中部イタリア:絵画のような丘陵地やブドウ畑の中を走り抜けるステージもあれば・・・
北はイタリアンアルプスや南チロルなど、標高1500メートルを超える山岳地帯を走るステージもあります。
地図を片手にレースを追っていると、観戦しているこちらまでイタリア中を自転車で駆け巡っているような気持ちになります。
過酷なステージも見どころのひとつ
ジロ・デ・イタリアは 最も美しく、最も厳しいグランツール ともいわれています。
「厳しい」といわれる所以は、イタリアの地形は実に変化に富んでいて丘陵地や山岳地帯が多いから。
海岸線を走る時もあれば、標高2000メートル級の山の山頂近くがゴールというステージの日もあります。
急傾斜のアップダウンやカーブも多そうだね
選手たちにとっては過酷な戦いでもあり真剣勝負。
悲しいことですが、選手の中から死者がでてしまった年もありました
それでも、清々しい季節のイタリアを自転車で駆け巡るのは気持ちいいことだろうなぁと羨ましい筆者です。
過酷な長丁場レースをフィニッシュした選手の喜ぶ姿には、感動がとまりませんよ。
2024年 ジロ・デ・イタリアのコース【 北イタリアで開幕】
毎年コースを変えて、ジロ・デ・イタリアがイタリア全土を走ります。
今年はどこを走るのか?チェックするのも楽しみのひとつ
2024年は5月4日(土)に 北イタリア・トリノにある世界遺産「ヴェナリア宮殿」からスタート。
イタリア半島を、連日ジロ・デ・イタリアの自転車が駆け抜けました。
最終日5月26日(日)第21ステージはローマの街中を走りフィナーレ。大いに盛り上がりました。
2024年の全ルートを紹介した動画です(約10分)
レースは約3週間と長丁場なので、見たいステージをピックアップして観るのもおすすめです。
旅番組では見ることのできないイタリアの景色も楽しめる!
日本でジロ・デ・イタリアを楽しむ方法
ジロ・デ・イタリアを日本にいて楽しむには、大きく分けてふたつの方法があります。
- SNSをチェックしながらゆる~く楽しむ
- J SPORTSでがっつり楽しむ
ジロ・デ・イタリアをゆる~く楽しむ【おすすめはSNS】
ジロ・デ・イタリアをゆるく楽しみたい人は、ぜひSNSの公式アカウントをチェックしてみてください。
- インスタグラム Giro d’Italia 公式アカウント(イタリア語・英語)
- エックス Giro d’Italia 公式アカウント(イタリア語・英語)
ジロ・デ・イタリアのオフィシャルサイト(イタリア語・英語・他)
インスタグラムでは、
「ジロ・デイタリアが立ちよる町の郷土料理」が紹介されることもあるよ!
SNSでは、その日の「ハイライト写真」や「動画」が毎日投稿されます。
投稿を追いながら、ジロ・デ・イタリアと旅する気分を味わいましょう。
ジロ・デ・イタリアをじっくり楽しむ【おすすめは J SPORTS】
日本でじっくりジロ・デ・イタリアを観戦するなら J SPORTS一択です!
J SPORTSの番組では、上空のドローンカメラを含め何台ものカメラがジロ・デ・イタリアのロードレースを追いかけます。
レースの臨場感はもちろん、周囲の美しい風景や街並み、沿道での歓迎パフォーマンスなどが次々と映し出されます。
観戦し始めると、もう目が離せなくなっちゃう……
日本語での実況や解説もあるので、J SPORTSで観戦すれば初心者でもサイクルロードレースやイタリアにくわしくなれますよ◎
レースの予備知識がない人には解説はありがたいね♪
J SPORTSでジロ・デ・イタリアを観戦するなら、J SPORTSオンデマンドのサイクルロードレースパックがおすすめです。
J SPORTSオンデマンドの主な特徴
- 申し込みは簡単3ステップ・すぐに視聴できる
- LIVE中継も見逃し配信も、どちらも楽しめる
- スマホ・PC・タブレットなど手持ちのデバイスで隙間時間に観戦できる
▼申し込み時には、下の3つから好きなパックから選ぶことができます。
観たいスポーツのパックのみ「ジャンルパック」(例:サイクルロードレース)
25歳以下なら、全パックが半額になる「U25割」がおトク
サイクルロードレースのみの視聴をチョイスできるのは J SPORTSオンデマンドだけ!
ライブ中継を見逃しても「見逃し配信」があるので、時差で眠い時間帯のレースも好きな時間に楽しめるね!
ジロ・デ・イタリアゆかりのワイン【観戦のお供に!】
日本での自転車ロードレース観戦のお供に!
ジロ・デ・イタリアゆかりのイタリアワインはいかがでしょうか
両手を上げた選手の写真だね!
ゴールのシーンかな?
Fantini Montepulciano d’Abruzzo Giro d’Italia
- ぶどう品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(赤)
- フルボディとミディアムボディの中間
- フルーティーな果実味が感じられ、さらりと飲みやすい
初めてこのワインを飲んだのは、コロナ以前に参加していたワイン会でのこと。
それからも何度か口にしたのですが、ワイン通たちにいつも「おいしい」と好評のワインでした。
いろいろ飲んだ中でもお気に入りワインのひとつです
目を引くのは、なんといっても選手の写真ですね。ジロ・デ・イタリア限定エチケットです。
エチケットの写真は、ヴィンテージごとに毎年変わります。
ワインを製造しているのはファルネーゼ社。ジロに出場しているチームのスポンサー企業なんだそうですよ。
なるほど!
だからジロにゆかりのワインを毎年生産しているんだね
ジロ・デ・イタリアの記念ワインとして発売しているよ
ワイン好きの人は、イタリアワインを飲みながら観戦を楽しむのもGOOD♪です。
イタリアで楽しむジロ・デ・イタリア【生観戦しよう】
イタリア全土を3週間にわたり南北に縦断していくジロ・デ・イタリア。
5月のイタリア旅行では ジロ・デ・イタリアのレースに遭遇することもあるでしょう。
イタリアの旅先でレース観戦ができたら、きっと忘れられない思い出になるね!
ジロ・デ・イタリアのスタート地点やゴール地点の町に滞在することがあれば、こんなチャンスは滅多とありません。
ぜひ沿道で観戦することをおすすめします。
今年のジロ・デ・イタリアのルートから、よく知られる観光地をいくつかピックアップしてみました。
- 5月4日(土)トリノ
- 5月8日(水)ジェノバ・ルッカ
- 5月10日(金)ペルージャ
- 5月12日(日)ナポリ
- 5月14日(火)ポンペイ
- 5月23日(木)バドヴァ
- 5月25日(土)バッサーノ・デル・グラッパ
- 5月26日(日)ローマ
ジロ・デ・イタリアが立ちよる日程にあわせて旅行のスケジュールを組むのも一案ですよ
じつは筆者も、その日のステージのゴール地点だった町に居合わせたことがあります。
時は5月の中旬。抜けるような青空の下にはジロ・デ・イタリアの旗が高々と掲げられていました。
町にジロ・デ・イタリアがやってきたときの様子を紹介しますね
港町リボルノにジロ・デ・イタリアがやってきた【観戦レポート】
滞在していたのは、イタリア中部トスカーナ州のリボルノ。
ティレニア海(地中海)に面する海の町です。
ジロ・デ・イタリアがやってくる日は、朝から海沿いの道路が通行止めされていました。
コースとなっていた海沿いの道では、
着々と選手たちを迎える準備が進んでいる様子だったよ
やがて午後になると、ゴール付近では、
フィニッシュ瞬間の選手を一目見ようと、大勢のファンが集まってきていました。
この日のゴール地点
イタリアでのジロ・デ・イタリアの人気がうかがえるね!
テレビカメラもスタンバイしています。
インタビューなどが行われる大きな臨時ステージの上では、入念な打ち合わせが行われていました。
ここでもテレビ中継があるんだね!
このようにゴール付近は混みあっていたので、
ゴールの少し手前に戻り、海沿いの沿道で選手たちの到着を待つことにしました。
なんとか見通しのいい場所に陣取ることができたよ
さて、今か今かと待ち構えていると・・・
\\もうすぐだよ~//
・・・との声が聞こえてから間もなく
!!!!!あっ!!!!!
という感じでしたが・・・観戦できました ♪
日本人選手も出場されていたので、日本語で大きな声援を送りたかったのですが・・。
ものすごいスピードで、選手の見分けもつかず、風のように行ってしまいました。
一瞬のことでしたが、選手たちの迫力や集中力を間近で感じることができたレース観戦でした。
そして・・・。
選手たちが通り去ったあとの沿道から望む海では、
夏を待ちきれない地元の人たちが、ジロ・デ・イタリアで沸く町を横目に海水浴を楽しんでいました。
まだ5月だというのに海水浴!
でもこれもまたイタリアらしい光景だね
ジロ・デ・イタリアがやってくる日は、町全体がお祭りのような雰囲気で盛り上がります。
現地ならではの高揚した空気に、気分も上がること間違いなしです
そうそう限定オリジナルグッズも売られていました。
自転車好きの人は観戦の記念に買えば、きっといいお土産になりますよ。
リボルノ関連記事 イタリアの港町リボルノのB級ローカルフード
今まで知らなかったイタリアを発見しよう|ジロ・デ・イタリアまとめ
本記事では、イタリアで毎年5月に開催されている自転車ロードレース「ジロ・デ・イタリア」の楽しみ方を紹介しました。
▶ 日本でジロ・デ・イタリアのレースを追いながらイタリアを旅する気分を味わう
▶ 5月のイタリア旅行では滞在する町をチェック
>>もしかしたら生観戦できるかも!
日本で ジロ・デ・イタリアをがっつり楽しむなら
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観戦のお供に「ジロゆかりのワイン」もあればいいね
ジロ・デ・イタリアを通じて、きっとこれまで知らなかったイタリアを発見できるでしょう。
来年の5月は「自転車ロードレースで楽しむイタリア縦断旅」にも注目してみてくださいね♡
さいごまでお読みいただきありがとうございました。