【知ってた？】イタリア発祥なのに日本人観光客が注文しないコーヒー3選＋α！

イタリアのコーヒーといえば、エスプレッソやカプチーノ・カフェラテなどがよく知られていますよね。

実はこれらの他に、イタリアではよく飲まれているのに日本人観光客に知られていないコーヒーがあります。

そこで本記事では「日本人観光客があまり注文しないイタリアのコーヒー」をピックアップしました。

コーヒー文化が発達しているイタリアで飲みたいコーヒーをみつけてください！

マロッキーノ｜冬の寒い日に飲みたいコーヒー

秋冬にイタリアに行くと、いつも飲みたくなるのがマロッキーノ・コーヒー。

イタリア語で カッフェ マロッキーノ（Caffè Marocchino）と発音します

マロッキーノ

実は子供のころからチョコレートが大の苦手だった筆者。

イタリアの友人が嬉しそうにチョコレートがかかったマロッキーノを頼んでいるのを横目に、いつも他のものを注文していました。

ところがある日、友人のマロッキーノをちょっと味見させてもらい・・・

味見をしてみたら想像していたほどチョコレートが主張している感はありませんでした。

いつのまにかマロッキーノは冬の定番の飲み物に。

おしゃれな大人のカフェラッテのようなドリンクです。

ほっこりできるおいしさと、もうひとつ、マロッキーノを頼むときにいつも楽しみにしていることがあります。

それはお店によって違う、アーティスティックな外観。

イタリアのバールでマロッキーノ

マロッキーノはホットドリンクなので、グラスも熱々。

猫舌で猫手なので少しづつ、ラッテアートのハートをスプーンで崩しながら飲むのも楽しみました。

目で楽しんで、飲んでおいしく温まる・・・

寒い季節にイタリアでバールに立ち寄ったら、マロッキーノを飲んでみてくださいね。

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クレーマ・ディ・カッフェ｜夏になると注文したくなるコーヒー

私の中では、冬にマロッキーノなら、夏にはクレーマ・ディ・カッフェ。

イタリア語でも、そのままカタカナ読み：
クレーマ・ディ・カッフェ（Crema di caffè）と発音します

オープンエアのテーブル席で

冷えたグラスに入れられ、スプーンを添えて出されたクレーマ・ディ・カッフェ。。

カカオパウダーがかかったクレーマ・ディ・カッフェ

このドリンクも、やはりバールごとに個性が光ります。

横からみると２層になったクレーマ・ディ・カッフェもありました。

２層になったクレーマ・ディ・カッフェ

他にもある！バールで飲める冷たいドリンク【シェケラート・グラニータ・カフェ フレッド】

ところで。

クレーマ・ディ・カッフェ以外にも、イタリアのバールで飲むことができる冷たいドリンクがあるのをご存じでしょうか。

シェケラート｜オシャレな気分になる冷たいコーヒードリンク

シェケラートは、ビールのように泡だったアイスコーヒー。

イタリア語でも、カタカナ読みでシェケラート（Shakerato）といいます。

アイスキューブと一緒にシェイクされ、カクテルグラスに入れられて出てきます。

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グラニータ｜まるでイタリア版かき氷

グラニータは、南イタリア・シチリア島が発祥の シャーベット状ドリンク。

ドリンクというよりは、「イタリア版かき氷」のほうが近いかもしれません。

イタリア語でも、カタカナ読みの グラニータ（Granita）で通じます。

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コーヒー味以外にも、いろんなフレーバーを楽しめるのがグラニータ。

ちなみに筆者の好みは、濃厚エスプレッソがかかったコーヒー味です。

カフェ フレッド｜シンプルにアイスコーヒー

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シンプルにアイスコーヒーを飲みたいときには「カフェ フレッド」と注文します。

砂糖入りで出されることもよくあるので、ブラックがいい人は、あらかじめバリスタに伝えておくといいでしょう。

カタカナ読みでも伝わります◎
カフェ フレッド（Caffè freddo）
※砂糖なしは：センツァ ズッケロ（senza zucchero）　

シェケラートやグラニータ・そしてカフェ フレッドも、クレーマ・ディ・カッフェとともに 夏になったら飲みたくなるドリンクです。

夏の暑い日にバールへ立ち寄ったときには、ぜひ注文してみてくださいね。

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オルツォコーヒー｜イタリアのカフェインレスコーヒー

さいごに紹介するのは、イタリアでオルツォと呼ばれている大麦のコーヒー。

イタリア語で、カッフェ ドルツォ（Caffè d’orzo）といいます。

意外に思うかもしれませんが、「カフェインの入ったコーヒーは飲まない」というイタリア人がたまにいて。

そういう人たちの多くは、このオルツォコーヒーをバールで注文しています。

コーヒーの代替品として、オルツォコーヒーを家庭で愛飲している人も知っています。

コーヒー豆を使用してないオルツォなのですが、私的には飲んでいて物足りなさは感じません。

むしろ、クセになりそうな香ばしい風味が気に入っています。

イタリアのバールでは、オルツォコーヒーを自分の好みに合わせて注文することもできます。

たとえば・・・

もし機会があれば、イタリアのバールで飲んでみてはいかがでしょうか。

　　　＼日本でもオルツォコーヒーを飲みたい／

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イタリアで飲まれている定番コーヒーについて【おさらい】

「イタリアンコーヒーといえばやっぱり〇〇！」という人も多いかと思います。

ということで、あらためて日本人によく知られているイタリアのコーヒーをまとめました。

エスプレッソ Caffè Espresso	注文時に「カッフェ」と言うとエスプレッソが出てくるほど、イタリアでは定番のコーヒー。 小さなエスプレッソカップに注がれる。 圧縮抽出で苦みや香りが強いのが特徴。
カフェ・マッキアート Caffè Macchiato	注文時は「マッキアート」で伝わる。 小さなエスプレッソカップに注がれる。 エスプレッソに泡立てたミルクを少し入れたドリンク。
カフェ・ラッテ Caffè Latte	注文時は「カッフェ ラッテ」で伝わる。 エスプレッソとホットミルクを半々に注いだドリンク。
カプチーノ Cappuccino	注文時は「カップッチーノ」で伝わる。 エスプレッソと泡立てたミルクを半々に注いだドリンク。
ラッテ・マッキアート Latte Macchiato	注文時は「ラッテ マッキアート」で伝わる。 泡立てたミルクにエスプレッソを少し注いだドリンク。
カフェ・ルンゴ Caffè Lungo	注文時は「カッフェ ルンゴ」で伝わる。 日本のアメリカンコーヒーに似ている。 エスプレッソにお湯をたして薄めたコーヒー。

イタリアでのプリモカッフェは至福のひととき！

イタリアで飲むコーヒーといえば…

日本から長距離フライトを経てイタリアの空港に到着したら、とりあえずバールに入り、カウンターでカッフェを注文しています♪

この「プリモカッフェ」いわゆるイタリアで最初に飲むカッフェは、筆者にとっては長旅の疲れを吹き飛ばしてくれる媚薬。

五感でイタリアに来たことを感じる至福のひとときでもあり、自分の気持ちをイタリアモードに変換するたいせつな儀式のようでもあります。

空港の到着階でバールを見つけたら、ぜひ試してみてください。

イタリアのバールでカフェ文化を感じてみよう！｜まとめ

さいごに、本記事で紹介したコーヒーをまとめます。

これらのコーヒーはすべてイタリア全域で飲むことができます。

定番イタリアンコーヒーに飽きたら、ぜひ注文してみてくださいね。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。