- 世界を旅してきた元国際線CAが印象に残る街ってどこだろう?
- 「いちばん好きな外国料理」や「新婚旅行で行きたいと思った場所」は?
- 元国際線CAが明かす機内でのこぼれ話を聞きたい

仕事で海外ステイばかりなのに、休日にもひとり海外へ行ってしまう
というCA仲間が沢山います。何を隠そう筆者もそのひとり。
どうして海外へ行きたくなるのか、あらためて海外旅行の魅力を考えてみました。
海外の国へ行くと...
- 言葉も価値観も違うアウェーの地では、五感が研ぎ澄まされる
- 自分自身を客観的に見ることができ、心がリセットされる



日常を離れ、どこか遠い国でリフレッシュしたい!



とはいっても、どこの国へ行こうか決まらない~
そこで本記事では、これまでに渡航した47ヶ国の中から「海外の街」をピックアップ。
次の視点で「世界の街」を厳選
旅やフライトでのエピソードも書いています。
コーヒーブレイクタイムに、世界を旅する気分でぜひご覧ください♡



ミエッタです。
「伊・食・旅」をテーマに情報発信しています。
- 乗務歴20年の元国際線CA
- CA現役時代には平均週に1回以上の海外ステイ
- 日本とイタリアをもっと自由に行き来したくて早期退職
ホノルル|新人時代の思い出が鮮明によみがえる街


CAとして世界中を飛び回っていて、いちばんステイした回数が多かった街のひとつがホノルル。
ということで、ここではCA時代のホノルルエピソードをいくつか書きます。
たまたまなのですが、入社してから8年連続で、年末年始はホノルル絡みの仕事をしていました。
客況は、いつも往復満席。



乗務中は猫の手も借りたい忙しさ……
でも機内の空気は、旅行者のしあわせな気分で満たされてたよ!
機上で日付変更線上を通過し、仕事中いつのまにか新年になっていたことも。
また日付変更線を越え、1月1日から12月31日に逆戻りしたこともありました。
ホノルルで1泊するホテルの部屋は、繁忙期にアサインされることの多い、通称「女中部屋」。
新人のころ時差調整に失敗、一睡もできずベッドで悶々と夜を明かした1泊3日。
そういえば訓練生バッチをはずしての初フライトもホノルルでした。
ある意味、忘れられない町です。


日本との時差が19時間もあるホノルル。
仕事で何度も何度も行くうちに、ホノルル1泊3日というタイトスケジュールでも夜に熟睡できる過ごし方、つまり体内時計を調整するコツがわかってきました。
その中からひとつ、ロミロミマッサージは夜眠りにつきやすくなるので個人的におすすめ。
立地のいいサロンはいつも人気なので、もし施術を受けるのなら数日前までに予約を入れておくといいと思います。
DFS近くにあるサロン【COCOLOMI Hawaii】のメニューをチェックしてみる
時間を節約したい…でも疲れた身体はちゃんと癒してあげたいならココ!
デューティーフリーショップに隣接するワイキキショッピングプラザ内にあるので、ショッピングついでに立ち寄ることができますよ◎
【ホノルル路線】CAの間でもひそかに人気だった?裏ドリンクメニュー


ホノルル路線といえば、かつてグァバジュースが搭載されていたことがありました。
このまま飲んでもおいしいグァバジュースなのですが、あるもので割って飲むのも実はおいしくて。



「グァバジュースの牛乳割り」です
機内では、ご存じのお客様から「つくってほしい」とリクエストをいただくこともありました。
作り方は、グァバジュースに牛乳を混ぜるだけ。
ホノルル線の機内でひそかに流行っていた?裏メニューのようなドリンクでしたよ。



個人的にはグァバジュースより好き。
よかったら試してみてね♪
イスタンブール|異国情緒と食文化に魅せられる


大きな海峡をはさみ、ヨーロッパ大陸とアジア大陸を行き交うことができるエキゾチックな街イスタンブール。
西洋と東洋のおいしいものが融合する街でもあります。



トルコ料理は世界三大料理のひとつ
筆者が外国料理で一番好きなのが、実はトルコ料理なんです。
▶▶ イスタンブールでも食べた「キュウリとヨーグルトのサラダ」の記事はこちら!


イスタンブールではボスポラス海峡をフェリーで行き来し、ぜひヨーロッパサイドとアジアサイドでトルコ料理を味わってみてください。
両大陸のサイドで効率よく食べ歩きをしたいなら、トルコの食文化を知り尽くしたガイドと一緒に歩く「美食を堪能する現地発ツアー」がおすすめ。



イスタンブールではトルコ料理を食べ尽くしてほしい
ツアーでも立ち寄るスパイス市場


【イスタンブール発】トルコ料理も堪能!2大陸グルメ1日ツアーをチェックしてみる
トルコのオリーブオイル


バザールと呼ばれる市場では、オリーブオイルが多く売られていました。
オリーブ栽培はシリア近郊が発祥といわれていて、
トルコでも何千年も前から、欠かせない調味料としてオリーブオイルが使われています。
オリーブオイル石鹸・オリーブリーフのお茶など、オリーブから作られた製品もいろいろ見つけました。





トルコがオリーブオイルの世界的産地だということを実感!
海外の旅先では、偶然なにか気になるものを発見すると嬉しくなります。
筆者の場合はオリーブオイルに反応……笑
テーマを決めて海外へ行くのも、旅の楽しみ方のひとつです!





オリーブオイル石鹸は肌にやさしいのでお土産に喜ばれるよ♡
サンパウロ|忘れられないカーニバルの思い出


ちょうどリオのカーニバル開催時期に、フライトで1週間ステイした時のお話。
「カーニバル時期は治安が最悪。危険なので外出は禁止!」
と会社からの通達があり、クルーは全員おとなしくホテルの中で過ごしていました。
カーニバルに沸く街の様子は、ブラジルにいながら、部屋のテレビで毎日観戦。





ブラジルは日本との時差も大きい。
ホテルでは、もう開きなおって日本時間で生活してたなぁ!
ブラジルまで行っておきながらホテルから一歩も出なかったことも、今では「いい土産ばなし」となっています。
観光名所をプラン通りに巡る旅行はもちろん楽しいけれど、イレギュラーな出来事があるほうが 忘れられない思い出になるものです。
パペーテ(タヒチ島)|南太平に浮かぶ楽園
南太平洋に浮かぶ「南国の楽園」のような場所、タヒチ島。
初めて訪れて以来、新婚旅行で行きたい場所はタヒチになりました。



画家ゴーギャンが、晩年の十数年を過ごした島だよね
滞在ホテルのバスルームで使っていたココナッツ石鹸は、使っていると豊かな気持ちになれて好きでした。
あまりにも気に入りすぎて、ホテルのショップで同じ石鹸を探し、大人買いしたほど。



ココナッツ石鹸の甘い芳香は、タヒチを思い出す香りです
「いつかまたタヒチへ行くことができますように・・・」
という願いと一緒に、島の絵柄が描かれた硬貨は、たいせつに小箱にしまっています。


【タヒチ島のお土産に】ヒナノグッズとヒナノビール



ココナッツ石鹸のほかに、タヒチらしいお土産ってあるのかな?
タヒチならではのお土産といえば ヒナノビールグッズ。
タヒチ島で過ごした1週間、食事でビールを注文するといつもヒナノビール(HINANO TAHITI)が出てきました。





タヒチのビールです!ラベルがかわいいでしょ♡
このヒナノビールデザインはグッズとしても売られていて、ヒナノのコースターやTシャツなどは、タヒチ土産の定番でした。
\日本でもヒナノビール/



ビールでタヒチ気分を味わいたい♡
ワシントンDC|遠い異国の町で出逢った八重桜


アメリカの桜の名所としても有名な街ワシントンDC。
フライトで訪れたときに、現地でちょうど満開時期を迎えていたことがあって。
ポトマック川の河畔に咲きあふれる桜並木は、実に見事でした。





日本からはるか遠く離れたアメリカ東海岸で 美しい八重桜を堪能する不思議…
桜との出逢いは毎年が一期一会。
ワシントンDCで見た桜のある風景に郷愁を感じ、私たち日本人にとって桜は特別な花なのだとあたらめて気づかされました。
ワシントンDCでの主要観光スポット間の移動には、乗り降り自由のBig Busが快適です!
北京|万里の長城へ向かう途中にみた光景


北京から日帰りで、万里の長城へ行った時のお話です。
夜明け前にホテルを出発。
向かっている道中、大平原が地平線まで延々と続く1本道を車で走っていたときのことです。
まだ薄暗い中、ひとり道路わきを歩いている人を見つけました。
「あの人は、いったいどこから来て、どこへ行ったのだろう・・・」
そんなことを考えているうちに、地平線からは朝日が昇ってきました。
北京からの小旅行の途中にみた光景。
目的地だった万里の長城よりも、なぜか強く印象に残っています。



ところで北京から万里の長城へはどうやって行けばいいの?


北京から万里の長城へ行くのなら「現地発の日帰りツアー」に申し込んで、バスで連れていってもらいましょう。
ジャカルタ|ホテルマンのハッピーサプライズ


ホテルマンのホスピタリティーに感動した話。
かつて叔父がジャカルタに駐在していたことがあって、その叔父を訪ね、両親とジャカルタへ行ったんです。
父は叔父の家に宿泊。筆者と母はホテルに泊まりました。
翌日。叔父が手配してくれた運転手付きの車で、母とふたりジャカルタ郊外を周遊し、
ホテルに戻るやいなや「コンコン」と部屋をノックする音が。
覗き穴を覗いてみると、ドアの向こうに大きなケーキを持ったボーイが立っていました。
「誰もルームサービスなんて頼んでないよ」
どうやらホテルのチェクインでパスポートを見せたとき、滞在中に筆者が誕生日を迎えることをチェックしてくれていたのでは?と察しました♪
両親を連れての旅。気が張っていて、当の本人(筆者)は、誕生日のことなどすっかり忘れていたというのに。



こんなバースデーサプライズをサラッとやっちゃうだなんて、なんて素敵な心配りなの!



ホテルからのチョコレートケーキは、叔父や父も呼んで、ありがたくみんなで食べたよ♪


旅先でのサプライズのひとつひとつが忘れられない思い出となり、明日への大きな活力になっています。
海外旅行でジャカルタへ行くという選択肢



インドネシア旅行といえば、ふつうはジャカルタよりバリ島だよね



機内でも、ジャカルタ路線はビジネス旅客が多い印象だよ
観光目的としてはあまりメジャーではないジャカルタですが、数泊だけの弾丸旅行で行くのも良きです。
筆者が行ったときも「なんでまたジャカルタ??」と、それだけで話のネタになりました。
ジャカルタでの観光なら、主な名所の周遊ができる 現地発ジャカルタ散策1日ツアーがおすすめ。
個人で周遊するより効率よく動くことができるし、街の事情を熟知したガイドさんが一緒にいてくれるので安心して観光を楽しめますよ。
【現地ジャカルタ発】旧バタビア地区散策 日帰りツアーをチェックしてみる
叔父が手配してくれた車で、ジャカルタから日帰りで遠出したときに見た景色も紹介しますね。





観光だけでなくショッピング・グルメ・インドネシアの頭皮マッサージ「クリームバス」…
いろんな楽しみが待っているよ
海外へ出かけようよ!|さいごに


本記事では、元国際線CAトラベラーの筆者が「海外の街のエピソード」を紹介しました。
この記事を読んで、もし気になる街が見つかったら、あなたも旅に出ませんか?
海外の空気が、きっと心に新鮮な風を吹き込んでくれることでしょう。
【目的別】海外旅行の手配に便利なサイト・おすすめはこちら
旅プランも手配も、すべて自分で行いたい人へ
筆者もよく利用する ホテル予約サイトです。
\地図を表示させてのホテル検索が便利/
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本記事が、海外旅行先選びのヒントになれば嬉しいです。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。



Have a nice trip ♪ よい旅を~

